ロストフ日記

ロシア南部のロストフ・ナ・ダヌーで暮らすことになった日本人の日記。ロシアでの日常生活を綴ります。
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Author:ありょんか
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►2008/08/20 19:35 

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ひさびさの

►2008/06/29 13:41 

5月の話になりますが、旦那の用事で久しぶりにモスクワに行ってきました。

当初往復飛行機の予定が、急に出発の前の週になって往路が欠便に。慌てて列車の切符を買いに走りました。もうすでに売り切れの列車も多く、買えたのは朝6時頃出発の「オセチア」号。名前の通り、北オセチアの首都、ウラジカフカスからロストフを通ってモスクワへ行く列車です。北オセチアはグルジアのすぐ隣で、そこから来る列車と言うことで、食堂車に行くと少しだけですが、コーカサス料理がメニューにあったりします。

IMG_1683_1.jpg車窓はいつもこんな感じ。これが何時間も続きます。

一日列車に揺られ、モスクワに着いたのは次の日の朝早く。地下鉄に乗ろうとしたら、切符がいつの間にか機械に「かざす式」になっていてびっくり。去年の夏に最後に乗った時は機械に挿入する切符だったのに、さりげなく進化していました。ロストフには地下鉄がないので、地下鉄に乗ると都会に来たなーという気がします。

今回はモスクワに宿をとる必要があって、いろいろ探したのですが、今モスクワのホテルはと〜っても高いんです。あんまりいいホテルじゃなくて、中心から離れていても、ひとり1泊1万円以下で探すのは難しいのではないでしょうか。というわけで、結局は知りあいに頼んで某大学の寮のゲストルームを取ってもらいました。ここだと素泊まりでロシア人なら4000円くらい、外国人だと6000円くらいで、まあ普通の値段なんですが、今のモスクワの物価を考えるとかなり安いです。

IMG_1685_1.jpgそれにしても、この寮の部屋はとてもきれいでびっくり!ゲストルームだからなのか、他もそうなのかわかりませんが、予想外でした。中心部にもわりと近いし、なにしろキャンパスの中にあるので、大学の建物まで数分で行けちゃいます。こんな環境で勉強出来たら快適だろうなあー、とちょっと今のここの留学生が羨ましくなったりしました。写真は大学の建物の裏側です。

今回モスクワでは、在モスのAさんにお会いすることができ、しばしモスクワを案内していただきました。まず私が行きたかったのは本屋。ロストフにももちろん本屋はありますが、充実度が違います。ここで日本語の教科書などを買いました。

IMG_1689_1.jpg今大学で使っている日本語の教科書。使っているくせにロストフでは売ってない。モスクワでは山積みなんですがねぇ。

IMG_1691_2.jpgその後、さすが日本人のつぼを心得ているAさんに「ボスコ・スポーツ」へ連れて行っていただき、紅白饅頭ならぬ紅白チェブをゲット!白い方はトリノ・オリンピックバージョン、赤いチェブは北京オリンピックバージョンだそうです。そういえば服の柄も違いますね。しかしこれからもまだいろんな色のチェブが出てくるんだろうか…。

買い物の後はカメルゲルスキー横丁のカフェでお茶をしました。ここの通りには手頃にお茶や食事のできる店が多くてお勧めだそうです。Aさんいろいろ教えていただき、ありがとうございました!

それから夕方から夜にかけては、旦那の同僚たちにつきあって飲みに行ったのですが、言ってみれば中年のおっさんたちが8人ほどもいたので、一軒で済むはずもなく店をハシゴ、お開きになったのは夜中の3時過ぎでした。疲れた…。

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ロシア大騒ぎ

►2008/06/22 16:01 

ただ今ロシアは大騒ぎです。
なぜかって、昨日のサッカーEURO 2008の試合で、ロシアがオランダを3-1で下し、4強入りしたから!そう、ただ今EURO 2008の真っ最中なので、連日サッカーの試合が放映されていて、サッカーファンにはたまらない毎日です。

昨日の試合、実は大半の人がオランダが勝つと思っていたんじゃないでしょうか。
私も絶好調のオランダに対して、初戦でスペインに負けているロシアはちょっと歩が悪いかな、と思っていたのですが、ロシア頑張りましたよ。1-1のまま延長戦になり、その後半で2点をゴールして見事勝利しました。4強入りは20年ぶりなんだとか。

ロシアの今の監督は日本でもおなじみのヒディング監督。監督としての実力ももちろんあるんでしょうが、ほんとに運のいい人です。ユーロの予選では、実はロシアは自力での突破ができない状況だったのですが、イングランドが最後にクロアチアに負けてくれたおかげで出られることになったんですよ。それに加えて個人的にはロシアの若手選手が育ってきてるんじゃないかな、という印象を受けました。5月にはUEFAカップでもペテルブルグのチーム「ゼニト」が優勝しています。

てなわけで、うちでは最初自宅のテレビで観戦していたのですが、試合後旦那が「これから外に行くぞ!」(ちなみにそれは夜中の1時半ごろ)と言うので、「えーっ、こんな夜遅くに?」と思っていたのですが、どうもみんな考えることは同じだったようです。昨日は元々外にいた人たちも多かったようですが、われわれが家の前のベンチに座っていると、次から次へと人が外に出てきました。みんな当然「ロシアばんざーい」とか「チャンピオーン」と大声で叫んでます。車もみんなクラクションを鳴らしています。

そのうちどこからか、ビールとおつまみを携えたおっさんの集団がやって来て「一緒に座ってもいいか」というので「いいですよ」と言うと、さっそくみんなで乾杯が始まりました。その間もおっさんたちにはひっきりなしに携帯に電話がかかってきます。可笑しいのはみんな電話に出るのに「もしもし」と言わずに「ロシアチャンピオン」と電話に出ていること(笑)話してみたらこのおっさんたちは消防士のグループだったようで、しばらく試合について話し込んだ後「これからドン川沿いに繰り出す」と言って去って行きました。

その後我々が近くの大通りに出てみると、そこはディスコ状態になっていました。みんな手にはビールやロシアの国旗をもって踊っています。道路の真ん中なので当然車が来るんですが、来る車を全部止めて、通り過ぎる時に叩いたり、中の人と握手したりして騒いでます。車の方もみんな一緒に盛り上がっていて、文句を言う人など皆無。そのうちパトカーが見回りに来たんですが、見に来ただけで何もせずそのまま去って行きました。さすがロシアの警察、日本なら絶対道路の人々を排除するだろうなー。

ひと通り外の雰囲気も味わったので、我々は帰宅して寝ましたが、うちの近所(普通の住宅街)だけでこの騒ぎですから、街の中心部はすごい盛り上がりだったようです。サッカーの影響力ってすごいですね。ちょうど週末だったし、今日は国民の半分以上は二日酔いなのでは?しかし、準々決勝でこの騒ぎじゃあ、仮に次の試合に勝ったりしたら、どんなことになるのやら。今度の試合は木曜日(26日)ですが、またすごいことになりそう…。
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ぜひ見てね

►2008/05/09 18:19 

前回の更新から2か月ほど経ってしまい、その間パスハ(イースター)があり、桜が咲いて散り、栗の花が咲いている今日この頃のロストフですが、相変わらず「春を待つ季節」です。いえ、さすがにロストフも緑が多くなり、日中はそれなりに暖かく、春らしいのですが、それでもなかなか20度を超えません。しかも夜は冷え込んで10度をきる日もあるほど。もう少し暖かくなってほしいです。

話は全然変わりますが、4月にロストフのフィルハーモニーで日本人によるバラライカソロコンサートがありました。モスクワからTBSの方が来てそれを収録、日本でも先日その一部が放映されたようです。まだしばらくはネットでもその放送が見られますので、興味のある方はぜひ見てみてくださいね。
http://news.tbs.co.jp/20080506/newseye/tbs_newseye3845643.html
私も大学の同僚や教え子たちと聴きに行きましたが、なかなかいいコンサートで、皆にも好評でした。

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春を待つ季節

►2008/03/18 21:57 

3月になって、ロストフも最近だいぶ暖かくなってきました。
かといって春と呼ぶには、まだ肌寒く、天気も曇りがち。昨日なんか雪が降りました。私からしてみれば中途半端な季節なんですが、周りのロシア人はそれでもみんな「春だ、春だ」と言っています。

先日の授業でも学生が「先生、今日はいい天気で暖かいです!」(いや、曇りだってば…)「だから授業はやめて、外に行きましょう!」と言い出す始末。気持ちは分かるけど、今学期は期末試験もあるし、そういうわけにはいきません。

でも学生たちに気合が入らないのもわけがあって、先月から今月にかけてロシアは祝日続きだったんです。まず、2月23日に「祖国防衛軍の日」という男性のための祝日、その後には大統領選挙、そして3月8日には「国際婦人デー」があり、その全部が週末にかかっていたもので、土曜はもとより、振り替え休日で月曜までお休みになりました。おかげで大学や学校の授業も全部休みになったんです。私の場合、3年生との授業は土曜日だけなので、3回もつぶれました。

国際婦人デーと同時にマースレニッツア(バター祭り?)という、いわゆる謝肉祭のようなお祭りの期間となり、その直後の今はヴェリキー・ポスト、と呼ばれる40日にわたる禁食週間です。でも今では聖職者以外でそれを厳密に守る人はほとんどいません。この期間が明けるとパスハ(イースター)になります。西欧ではこの週末がイースターのようですが、ロシアは東方正教会なので、今年はひと月遅れです。

Rostov2008 096_1ロシアではマースレニッツアに「ブリヌィ」という少し厚手のクレープを食べることになっていて、うちでも食べたんですが、よくよく考えたら、すでに禁食の期間に入った後でした…(この辺がすでにいい加減ですね)。

ちなみにブリヌィの中味はなんでもよくて、ひき肉のいためたのとか、ジャムとスメタナとか、好きなものを載せていいんですが、うちではイクラとサーモンをのせました。日本だとあまりクレープとイクラという組み合わせはないと思うんですが、こっちでは定番で、なかなかいけます。そして、こういう塩辛いものには、必ずウォッカが付きもののロシアなのでした。
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バシュメット

►2008/02/27 20:51 

先々週になりますが、週末にユーリー・バシュメットのコンサートに行ってきました。
みなさんバシュメットって誰だかご存知ですか?

私は有名なクラシック演奏家だということは知っていたのですが、実はずっとヴァイオリン奏者だと思っていました。でもなんとビオラのソリストだったんです。

ビオラでソリストとは珍しいので、いろいろ調べてみたら、ソロ楽器としてのビオラの地位を高めた、とか最近では指揮活動もしていることがわかりました。そして驚いたことにこの人ロストフ出身だったのです!こんなところにもロストフチャニンがいました。

そのバシュメット、今年55歳で、こういうきりのいい年齢はロシアではユビレイ(記念の年)なので、プーチン大統領から直々にお祝いされてましたし、その後グラミー賞を受賞と最近何かと話題の人です。
ちなみにオフィシャルサイトはここ→http://www.yuribashmet.com/ ですが、なんだかフォトジェニックな写真があって、写真にこだわりのある人なのかもしれません。

さて実際のコンサート、当日は夜7時開演の予定、でした。
ところが10分過ぎ、20分過ぎ、30分過ぎても始まりません。ロックなんかだと1時間遅れはざら、のロシアですが、クラシックでこんなに遅れるとは…。結局40分を過ぎたところでやっと始まりました。

最初はヴィヴァルディの「四季」。こういうこてこて、の曲を生で聞くのも久しぶりです。バシュメットは指揮で、彼の率いる「モスクワソロイスツ合奏団」の演奏。

後半の最初はモーツァルトの「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」で、バシュメットもヴィオラを抱えて出てきました。やっと演奏が聴ける!で、初めて聴いたヴィオラのソロというのはなんとも不思議な感じでした。ヴァイオリンより音が低いので、あまり音が飛ばないのですが、さすがにバシュメットだけあって、飛ばないなりにも、かなりの存在感があります。

その次はチャイコフスキーの「フィレンツェの思い出」。こんな曲があったんですね。知りませんでしたが、後半に来て演奏もだいぶ乗って来て、音が出てきたところで、なかなかよかったです。

アンコールは、これまたこてこての「G線上のアリア」とシュニトケの「ポルカ」。シュニトケが好きな旦那は「アンコールのこれが一番面白かった」とちょっと残念そうでした。確かに現代物をもっとやってくれた方が面白かったかも…。ただバシュメットは2月頭に日本公演もしていて、だいたいどこでもこんなようなプログラムだったみたいです。

なにはともあれ、久しぶりに生の演奏が聴けたので、私としては満足でした。日本に帰った時には、ぜひ彼が現代ものを演奏しているCDを買ってみたいです。武満徹なんかも録音しているんですよ〜。
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